evanui signature II
evanui signature II
Concept
大型の高級スピーカーで聴いているのに、演奏空間に違和感を覚える事はありませんか。たしかに正確な音は出てそうなのに、生演奏を聴くとまるで違う・・・と感じる事はありませんか。そしてそれをホームオーディオの限界だと自分に言い聞かせていませんか。
当社のスピーカー、evanui(エヴァヌイ)シリーズは、その限界の壁を取り払います。 ”evanui”とは、ラテン語で「消える」という意味。音が出た瞬間、目の前に等身大のステージと演奏者が現れ、スピーカーはその存在を消します。
その中でもevanui signatureは、フラグシップモデルにふさわしいスケールの大きな、どこまでも生々しい音楽再生を実現してくれます。
また、シナアピトンプライウッドの積層模様と、オブジェのような美しい曲線フォルムは、リスニングルームのインテリアクオリティを格段にレベルアップしてくれるでしょう。
Technology
● 目指したもの
当社のスピーカー、evanui シリーズで目指したのは、「アンプからの出力信号を限りなく正確に音波に変換する」という基本的なことです。振動板がアンプの信号に忠実に動き、振動板以外は振動しない、これらを実現するために、「3つのレス」と「贅沢な物量投入」を軸に開発を行いました。
● 「3つのレス」
evanui signature の最大の特徴は「3つのレス」、すなわちネットワークレス、エッジレス、ダンパーレスです。
ほとんどのマルチウェイスピーカーで必須となるディバイディングネットワークは、電気信号の時点で根本的にアンプの出力波形を加工し、位相を狂わせ、音楽を構成する複雑な波形を完全に崩してしまいます。これは、ユニットの取付け位置をオフセットして位相補正を試みたとしても、決して元に戻ることはありません(下図)。そこで evanui signature では、ネットワークを排し、さらに理想的な音源となるよう小口径のシングルユニット構成としました。
Amplifier
Dividing
Network
アンプ出力
ツイーター信号
ウーファー信号
位相のずれは、時間的なオフセットでは修正不可
小口径ユニットの場合、音の歪みの原因として影響が大きくなるのが、エッジとダンパーの存在です。これらは、振動板の動きを制限するだけでなく、それら自身の共振や、振動板背圧による変形などによって、メカニカルに音を濁します。evanui signatureに搭載されている新開発の8cm FDMユニットは、スピーカーの長年の夢であった、完全ダンパーレス・エッジレス構造(特許出願中)。振動板はメカニカルに浮いた状態(Floating Diaphragm Mechanism)となっており、さらに適度なダンピング効果も併せ持つので、低音から高音までアンプからの信号を忠実に再生します。
● 「コンセントリック(同軸)ツインボイスコイル」
evanui signature でネットワークレス・エッジレス・ダンパーレスの、「3つのレス」を実現させた、8cmフルレンジFDM(Floating Diaphragm Mechanism)ドライバー。完全ダンパーレス・エッジレスの新機構で、振動板はメカニカルに浮いた状態となり、低音から高音まで非常に歪みの少ない再生音を特長としていました。さらに今回evanui signatureに搭載されているnew FDM ドライバーでは、コンセントリック・ツインボイスコイル構造を実現。通常のスピーカーが中央に1つのボイスコイルを持つのに対し、new FDM ドライバーでは振動板の外周、すなわちエッジに相当する部分にもボイスコイルを配し、振動板を中央と外周で同時に、強力にドライブします。一聴しただけで、声と楽器の実在感に驚くことでしょう。
● 「贅沢な物量投入」
振動板には、軽く強靭で固有の鳴きが少ない、理想の音響素材である純マグネシウムを採用。純マグネシウムは加工が非常に難しい材料であるため、一般的にはマグネシウム合金が用いられますが、東プレ株式会社のご協力により、直径8cmの一体成型純マグネシウム振動板を製品化することに成功しました。さらにその振動板を本漆でコーティングし、金属振動板とは思えない自然な音を実現しています。
この振動板を可能な限り強力に駆動するため、ボイスコイルには断面が正方形の特殊な細径エナメル線を用い、単位断面積辺りの巻線数を最大としています。また磁気回路には、パーメンジュールに次いで飽和磁束密度が高い純鉄を使用。さらに直径70mm・厚さ20mmの超大型ネオジウム磁石をメインマグネットに、直径50mm・厚さ10mmの大型ネオジウム磁石をサブマグネットに用い、駆動力を極限まで高めました。
ユニットと一体のヘッド部は、直径30cmのジュラルミン削出しで重さ約20kg、表面をブラックアルマイト処理しています。ヘッド部は簡単に360°回転させることができ、手軽に音場感を調整することができます。
evanui signature は、小さな振動板から発されるエネルギーを最大限利用するために、バックロードホーン方式をとっています。ストレートバックロードホーンの筐体部は、音響的に優れた高級素材であるシナアピトンプライウッドを使用。 18mmの板材を61枚積層したものをエクスポネンシャルカーブ状にくり抜き、外面は職人がカンナとヤスリを用いて1点1点手作業で丁寧に曲面加工しています。多数の折り曲げ部を持つ、音道の長い一般的なバックロードホーンとは違い、癖のない自然で豊かな低音を再生します。また、バッフルを持たないオールラウンド形状により音の回折が起きません。
● 「 専用ベースボード(オプション:¥525,000 ペア、税込)」
スピーカーは、床の状態と置き方で音の質が大きく変化します。どのような部屋でも最高の状態で音楽を再生するために、複合素材からなる厚さ5cm・重量約25kg の専用のベースボード(オプション)を用意しました。マグネットを介して本体と強力に一体化し、ダイナミズムとディテールの描写を飛躍的に高めます。
Profile
方式 : シングルユニット ショートバックロードホーン
ユニット : 8cm new FDMドライバー
(漆塗りマグネシウム振動板 エッジレス・ダンパーレス)
インピーダンス : 6Ω
周波数特性 : 50〜30,000Hz
能率 : 88dB (2.83V / 1m)
定格入力 : 50W
瞬間最大入力 : 100W
寸法・重量 : 高さ138cm 幅60cm 奥行き70cm 約70kg
価格 ¥2,100,000 (1本 / 税込、受注生産)
※ 本製品は、天然の材料を多く用い、1点ずつ職人が手作業で製作しています。若干の
色むらや模様のばらつき、傷・凹凸などがある場合がありますがご了承下さい。
※製品の仕様・外観は、性能改善のために断りなく変更することがありますので、あらかじめご了承下さい。
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